犬の悪性リンパ腫を知る
悪性リンパ腫治療が遅れると3ヶ月で死亡してしまうガン
悪性リンパ腫の症状
どこのリンパ筋がガンに侵されているかにより症状がかなり異なります。
犬の悪性リンパ腫の80%以上が体の表面のリンパ筋が腫れる多中心型で、多くの場合は犬の顎の下のリンパ筋が大きくなってから飼い主が気付きます。
多中心型ではその他の症状は元気がなくなり食欲が少しなくなる程度です。
その他では、腸や腹のリンパ筋が晴れるタイプ(消化器型)や胸などのリンパ筋が腫れるタイプ、皮膚自体が侵されるタイプ(皮膚型)などがあります。
悪性リンパ腫の原因
この腫瘍はまれに若い犬にも表れる事がありますが、主に7歳ぐらいで発生します。
5歳以上の犬を飼っている人は、定期的に顎の下、わきの下などのリンパ筋を触って下さい。
2ヶ所以上のリンパの腫れを確認できたらガンの可能性があるので獣医師の診断を受けましょう。
悪性リンパ腫の予防・診断・治療
診断
X線検査で骨の異常を確認するとともに、病変の一部を採取して、検査でリンパ筋を調べる必要があります。
治療
抗がん剤を使用することにより、約80%の確率でリンパ筋の腫れが引き、元気な状態に戻ります。